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評者◆若島正×沼野充義
現在進行形のナボコフ――日本初のまとまったナボコフ論集成る:対談 若島正×沼野充義『書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ』
書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ
若島正・沼野充義編
No.3024 ・ 2011年07月30日




国際ナボコフ学会での研究発表論文を中心に構成された『書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ』(研究社)が上梓された。これを機に、同書編者である若島正氏と沼野充義氏に対談していただいた。(対談日・六月二十五日、京都大学にて。対談原稿作成=後藤篤)

○ナボコフ・ルネサンス
若島 今回、研究社から『書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ』が出版されました。ナボコフのまとまった論集としては、日本初のものです。英語関係者とロシア語関係者が一堂に会したという意味でも初めての本ができたわけですが、実はこの一年ほどの間に、ナボコフ関係の本がたくさん出ています。そのきっかけとなったのが、昨年二〇一〇年の四月に出た、沼野さんが訳された『賜物』(河出書房新社)です。ナボコフがロシア語で書いた長篇小説がロシア語から訳されたというのも日本で初めてで、歴史的な意味があると思います。それ以降、今年に入ってからナボコフの未完成に終わった最後の長篇『ローラのオリジナル』(作品社)と、それとほぼ同時期に若手研究者の秋草俊一郎さんの研究書『ナボコフ 訳すのは「私」――自己翻訳がひらくテクスト』(東京大学出版会)が出ました。『書きなおすナボコフ、読みなおすナボコフ』までにこの一年間で三冊が出たわけですが、これはナボ...







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