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第3030号 2011年09月17日 (土曜日)
今週の一面 ユートピアを抱きしめて――3・11以前に書かれた、「中央」と「地方」の関係を「内部植民」という観点で捉え直す書 池田雄一
書評その他 心温まる笑いに富む抒情豊かなエッセイと短編――祖父母と両親から〈文学〉を継承しつつ、独自の世界を構築 志村有弘
書評その他 討議を通じて経済学批判の現代的地平を示す――巨視的視点から、「経済」の本質を厳しく問う 橋本努
書評その他 希代の作家・思想家が戦争という災厄を前にして展開する人間に関する深い洞察――レジスタンス一辺倒のフランス文学史とは一線を画す貴重な証言の宝庫 澤田直
書評その他 〈我はある〉という声以前の如き声を聞き取ろうとする――存在主体の自同性の突破や、他者との交わりの創成の力に着目 竹内裕
書評その他 満月の夜の子猫の冒険――子どもにも届くやさしく、深いことばで、「生きること」とはどんなことかを語っている 桑原文子
書評その他 「手おくれの男」から五〇年、大野新の詩業――〈死〉と向き合う病床での過酷な日々が、詩人としての運命を決定づけた 井川博年
書評その他 読み解かれる作品の背後から、菊田一夫の様々な顔が浮かび上がる――研究と批評という演劇に向ける複眼のまなざし、方法が効果を発揮 山本健一
書評その他 歴史的「啓蒙」がはらみこんだ未解決の諸問題を考える――変革・革命と政治的権力構造との関係、社会と宗教の関係 三井吉俊
書評その他 言葉の世界への新たな窓を開く――認知と意味という視点からみて、言語はどのような特性を持っているのかを解き明かし、言葉のもつ力を構造的に語る 秋田喜代美
書評その他 芸術的労働に思考の復活を求める――労働が生きることと直接的に結びつかないように思える時代 的場昭弘
書評その他 シェイクスピアへの挑戦――シャイロックは、喜劇的な悪人であるか、ユダヤ人に対する偏見の犠牲者であるか 小林清衛
書評その他 吉本隆明と柄谷行人の「世界思想」としての意味を明らかに――最終目標地の不確定な旅へと向かう思想の彷徨者としての著者の姿勢 高橋順一
書評その他 初期マルクスに近代思想の超克を見る――『経済学・哲学草稿』の新たな哲学的読みを提示 小林昌人
書評その他 新しい視点からのルカーチ再評価の試み――周辺思想家の文献や先行研究を丹念に踏まえた労作 初見基
書評その他 六ヶ所村に見る「原子力推進複合体」の姿――大規模工業開発計画から核燃料サイクル基地誘致へ 三輪智博
書評その他 ヒロシマの思想を問い続けた長年の思索の集成――被爆朝鮮人の問題から出発し、核廃絶の世界化を求める 米田綱路
書評その他 語りの声が交差や拡散を繰り広げ、絡まったままの糸が張り巡らされる――「本物の真実」をとらえることの困難をつまびらかに 成田瑞穂
書評その他 見失っているかもしれない生の価値を求めて――人間と人間、人間と動物の本来的なきずなの意味を問う 渡辺めぐみ
連載 遅れてきたSM――女流、チョン・ジアの芸術 鴻農映二
連載 二〇一一年ハードボイルド札幌発――橋本一監督『探偵はBARにいる』 谷岡雅樹
連載 決して特別でない一瞬の価値――物語の特別な主人公になろうとすることの危うさを問題化する「来たれ、野球部」(鹿島田真希、『群像』) 内藤千珠子
連載 戦争と植民地支配を反省するのか、肯定するのか――憲法にも政府公式見解にも背を向け続ける靖國神社 内田雅敏
連載 面白くて勉強になった一冊、の巻 秋竜山
その他特集 レポート「書物復権8社の会 新企画説明会」――人文書8社が送り出す魅力的なラインナップ






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  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 下戸の夜
(本の雑誌編集部下戸班編)
2位 ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
(ブレイディみかこ)
3位 東京凸凹散歩
(大竹昭子)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 一切なりゆき
(樹木希林)
2位 未来の地図帳
(河合雅司)
3位 ノーサイド・ゲーム
(池井戸潤)

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