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第2951号 2010年01月30日 (土曜日)
今週の一面 来るべき大学の詩学のために――現実が恥辱にまみれていようとも、われわれはペシミズムを組織しなければならない 白石嘉治
書評その他 災害、食、医療など不安の現在に命を守るピクトグラムを提案――優れたデザインの機能と社会的な意味を解き明かす 竹原あき子
書評その他 あらゆるレベルで完本の大著――単なる現代語訳を超えて、茶の全貌がみえるようなふくらみをもつ 磯崎 新
書評その他 時代を超えて響きあう剛毅と気品――理念と現実の間を自在に往還する「精神の運動」を要領を得た形で開示する 鈴木 正
書評その他 被害/加害という戦争の傷痕と向き合える和解の場所はあるのか――歴史の忘却とわい曲で逆巻く海は、いまだ和解の海ではない 黄英治
書評その他 住民史としての追録、宮古島の朝鮮人「慰安婦」――日本の侵略戦争の幾重にも被害者であった沖縄から発せられる言葉の持つ重さを、私たちはどのように受け止めることができるか 西野瑠美子
書評その他 追悼:上西晴治・アイヌ的時間こそ、人間が生きる本来の姿ではないか――シャモの文化や時間に追いつこうという意識はどうでもいい 井出彰
書評その他 現実と夢をどうして区別できようか――沖島勲監督『怒る西行』 宇波 拓
書評その他 ゾルゲ諜報団と「中共中央特科」とのつながりを活き活きと描き出す――中国で初めて公刊された本格的なゾルゲ事件の研究書 加藤哲郎
書評その他 東北の職人たちが伝えてきた技とそれを記録する聞き書きの技――全身、全人生でもって語り記録された、最後の継承者たちの肉声が伝わる 米田綱路
書評その他 「カフカの恋人」を脱神話化する――チェコ・ジャーナリズムの系譜にイェセンスカーの仕事を位置づける
書評その他 さらりと淡くも精密な文体でささやかな人生の様相を描き出す――物語の外まで滲み出していくかのような世界観と登場人物たちの声音 八木寧子
書評その他 ベトナム戦争ピーク時の沖縄と密かな反軍活動を描く――軽快に進行する、「反戦素人」たちの繰り広げる活劇 夫馬基彦
書評その他 切り絵で綴るモンゴルの伝説――チベット叙事詩中の英雄伝説が、親しみやすい絵本となって登場 金子民雄
書評その他 子供の目線にこだわった「成熟した映画」――『ユキとニナ』諏訪敦彦監督インタビュー 諏訪敦彦、聞き手・構成=大和晶
書評その他 奇抜な造語を多用しながら現代社会の解剖を試みる――表現力豊かな飛躍、言葉から言葉への連鎖的な展開 石原孝二
書評その他 語彙の分析をもとに異文化の根幹を記述する斬新な試み――文化分析における言語学的貢献の成果 石黒武人
書評その他 一九三〇年代の流血のスペイン内戦を一人称で語った貴重な内戦体験記――二十歳の青年は、なぜ、どのように最前線の一兵卒で戦ったのか 川成 洋
書評その他 露子にとって歌は、意志を貫く、なくてはならない場所だった――『明星』『冬柏』の歌人の繊細かつ豊かな詩情は、生き続けている 皆川 燈
書評その他 他者との遊戯――諏訪敦彦、イポリット・ジラルド共同監督『ユキとニナ』 谷 昌親
連載 妖術の効能:新植民地主義の現実と小説という虚構世界の可能性――フェリックス・ウロンベ・カプトゥ『役立たずの守護天使』を読む・下 稲賀繁美
連載 存在のつぶやき――「『朗読』の外へ」(企画構成‥稲川方人、後援‥思潮社) 添田馨
連載 父親の残した赤革トランクの中身は――大江健三郎著『水死』 小嵐九八郎
連載 本は高くない、の巻 秋竜山
連載 短命だが大きな政治的インパクト 前田和男
連載 橋川文三の見抜いていた、愛国心に宿る死への願望とルサンチマン 神山睦美






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図書新聞出版
  最新刊
『新宿センチメンタル・ジャーニー』
『山・自然探究――紀行・エッセイ・評論集』
『【新版】クリストとジャンヌ=クロード ライフ=ワークス=プロジェクト』
書店別 週間ベストセラーズ
■東京■東京堂書店様調べ
1位 なめらかな世界と、その敵
(伴名練)
2位 石川九楊自伝図録 わが書を語る
(石川九楊)
3位 罪の轍
(奥田英朗)
■新潟■萬松堂様調べ
1位 一切なりゆき
(樹木希林)
2位 一人暮らし
わたしの孤独のたのしみ方
(曽野綾子)
3位 のっけから失礼します
(三浦しをん)

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